察することをやめる。

つぶやき

会社上司からのライン

会社の上司から1通のライン・・・。ラインをくれた会社の上司とは私的にもお世話になったし、気を許している部分はあるものの、仕事上で出会った延長線上ではなかなか対等な関係性にはなれない気がします・・・上司はいつまでも私の中の上司なのです。仕事上で垣間見える威圧的な部分というのは私的な交流があっても拭えない・・・やっぱり緊張というか萎縮というか・・・とっても気を遣ってしまう部分があるみたいです。ラインが届くだけで何故か心臓がキューッと痛くなります。(笑)
その上司の癖というか文化として「察して動け」があるように私は思います。最近の新人はネイティブにそこが出来ないから動けなくてやめていく。。。。笑
でも私みたいな中途半端?の中堅世代は、察してしまう癖がある人は一定数いるような気がします。相手が求めていることを相手が正式にお願いする前に察して動いてしまう。先輩の背中を見て育った所あるよなぁ。いつも上司からの圧を感じると、身体の方が先に圧を感じて動いてしまう傾向が自分にはあるなぁと思います。DVとかの被害者かな?とも思える症状ですね・・・末期だ・・・汗
そうそう、何でこんな話をしているのかというと、今回ラインを見てまた察して動いてしまいそうになったからです。今回は踏み止まりました。

察することをやめる。あえて察しない。

上司からのラインは、文章いじって載せますが、
「慣らし保育は大丈夫ですか?急かす訳ではないのですがいつから出勤ですか?○日には重要な監査があります。」といった内容。それで??続きはないの?
シフトは全体のラインに出ていて知っているはず、、、しかも先週直接慣らし保育終了の日数を最短で組んで何日に復帰するかも相談してお伝えしたのにな、、、上司は何が言いたいの?
ふと思ったのですが、上司は察して欲しい事柄がある時ははっきりスマートに伝えず、上記のような何を言いたいのかよく分からない話をしてくることがあるのです。今までの上司との付き合いからの推測ですが、この文章の場合は、重要な監査がある日に合わせて出勤してほしいという希望があるように思います。(文章そのまんまで裏の意味はなく、本当にただただ私を心配してそれを伝えて下さっているだけだったとしたなら、上司ごめんなさい。笑)
私が踏みとどまらずに圧を感じるままに何も考えずに返答すると、「○日の監査に合わせて出勤調整した方がよろしいでしょうか?」みたいなことを自ら提案してしまいそうになる文章です。上司圧に弱い方ならきっとうんうんと共感してくれるのではないでしょうか。w
でもここは留まって、「このままだとこの会社の察して文化は壊れない・変わらないよ。」と自分に言い聞かせて、察することをやめました。「先日お伝えした通り○日が初出勤になります。復帰後もどうぞよろしくお願いします。」といった内容を返信しました。この返信をすると、返事が返ってこない・・・2日経っても返事がこない状況を見てやっぱりなと確信を持ちました。笑
会社の環境改善の為には、相手が正式に依頼してこないものに対しては鈍感になっていく努力が必要なんだなと感じた出来事でした。

思い返せば私の会社の管理職層はみんな察して文化で、きちんと言葉にしないなぁ。
あの人もあの人も・・・あの人のこれも・・・といっぱい事例が浮かんじゃいます。笑
下が育たないのは、きちんと依頼しない・言葉にしない自分達の責任だということに気付いてほしい。退職者が多いことに対して「最近の世代はダメ」と普通に話してしまう所や退職者の多い状況への責任を全部退職者に押し付けて自分を顧みない所とか・・・直っていくといいな。汗
私は見切りを付けて辞めてしまいますが、2ヶ月間復帰する間もしっかりとそこと向き合って、察しない・言葉にしていく風土を作っていきたいなぁ。

あえて察したことを言葉にしてみる

私の理想の人間関係は、察して動く割合を減らして、ほとんどを全部言葉にして伝え合うこと。
お互い言葉にしないと分かり合えないのが人間。ちょっとキツく見えたりするかもしれないし、言葉にして頼むことは結構労力いるけれど、意識して何でも言葉にしていくことが大切なように思います。察して動いていた方は、あえて察しないのも一つだけど、「あえて察したことを言葉にしてみる」のも必要なのかな。あえて察しないことを繰り返していく事は、イコール相手に変わってくれよと無言で訴え続けるということなので、自分も相手に察して動けよと求めている。。。これって冷戦なのかなと思えてきます。笑
相手に求める前に自分が変わっていく方が私はいい事だと思えるので、今まで察していたことを無視するのではなくあえてそれを言葉にしていくという事も必要なのかな。例えば、私の上司とのラインの件だと、「重要な監査があるんですね、人が足りない状況があるのでしょうか?」といった感じで状況確認をするとかどうかな。相手が求めているかも分からないのにすぐに自分を差し出すのではなく、まず相手が何を言いたいのかを理解しようとする、確認をしていく作業がいいのかな。面倒だけど、歩み寄りながら、自分が変わっていける部分は積極的に変える努力をしていきたいものですー。


まあ、今回はあえて鈍感になる選択を貫くんだけどね!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました